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肝臓の病気にはどんな種類がある?その症状と予防法

肝臓の病気は何が原因?初期症状と日々の生活で取り入れたい予防方法

風邪をひけば咳や熱が出るので気がつきますが、肝臓は痛みなどの自覚症状が少ない沈黙の臓器です。

そのため、肝臓の病気が発見された時にはもう手遅れ、という人が後を絶たないんですね。

沈黙の臓器だからこそ、肝臓の病気に気づくための知識が必要です。そこで、主な肝臓の病気やその予防法を紹介したいと思います。

肝臓病に自覚症状はあるの?

最初でも触れましたが、肝臓は病気の自覚症状を感じにくい臓器です。なので、健康診断の血液検査で肝機能値を調べたり、人間ドックで肝臓のエコー検査を受けるのが早期発見の方法なんですね。

ただ、なんだか体調が悪いんだけど原因がわかない・・・という不調が、実は肝臓からのSOSである事もあるんです。注意すべき症状を紹介しますね。

肝臓の病気かもしれない5つの不調

  • 腹痛や熱など急な体調不良がある
  • 吐き気や便秘、下痢など胃腸の異変
  • 蕁麻疹やかゆみなどの皮膚の異常
  • 全身がだるくて疲れやすくなる
  • 白目がや皮膚が黄色くなる黄疸

肝臓付近が痛んで熱があるなら肝炎の疑いがあります。この場合はすぐに病院へ行きましょう。

また、肝臓が出す消化液の胆汁が分泌されないと胃腸に異変が起きたり、色素の代謝ができず目や皮膚が黄色くなる黄疸が起きる事もあります。

他にも、だるくて疲れやすくなる、神経伝達物質のバランスが崩れかゆみが出るなど、あちこちに不調が現れるんですね。

肝臓は解毒、代謝、消化の3つをメインに、500種類もの仕事を抱えるマルチ機能臓器です。肝臓がダメになると、毒が溜まる、エネルギーが燃えない、消化ができない状況に陥ります。

そうなると「どうしてここが悪くなるの?」という一見関係ない場所に、肝臓のSOSが現れるんですね。

次はもう少し専門的に、病気の肝臓で何が起きているのかを説明したいと思います。

肝臓病の3つの種類

肝臓病とは肝臓がダメージを受けて機能が落ちる事ですが、その進行度や原因で大きく3つに分けられます。

  • 肝臓が炎症を起こして機能が落ちてしまう肝炎
  • 肝臓に脂肪が溜まって機能が落ちてしまう脂肪肝
  • 肝臓が殻に覆われるように硬く変質する肝硬変など

肝炎は名前のとおり、肝臓がダメージを受けて炎症を起こしている状態です。傷ついた肝臓では、当然働きも落ちてしまいますよね。

また、肝臓に脂肪が溜まって上手く働かない状態が脂肪肝です。この脂肪肝が原因で炎症を起こす事もあるので、その場合は脂肪肝炎と呼ばれます。

そして、肝炎などのダメージが進行すると起こるのが肝硬変です。傷を修復すればするほど肝臓の表面が硬くなり、肝機能がひどく落ち込んで命に関わる状況を指します。

肝炎や脂肪肝の段階で対策する事が大事ですが、その原因とは何なのでしょうか。

肝臓病の主な原因3ポイント

主な肝臓病の原因は大きく分けて3つです。お酒の飲み過ぎや肥満につながる生活習慣、ウイルスなど、様々な理由があるんですね。

  • お酒の飲み過ぎによる肝臓への負担
  • 食べ過ぎや運動不足などの生活習慣
  • ウイルスや薬の副作用、免疫の異常など

後でくわしく説明しますが、肝臓はお酒を分解する臓器なので、アルコールを飲みすぎると大きな負担になり病気を招きます。

そして、肝臓は脂肪を溜め込む性質もあるので、肥満になる生活習慣はいわゆる脂肪肝の原因になるんです。また、ウイルスや薬の副作用、免疫の病気などでも肝臓病になる事があるんですね。

では、この原因がどんな肝臓病につながるのか、具体的な病名も紹介したいと思います。

気をつけたい7つの肝臓病

肝臓の病気は肝炎や脂肪肝、肝硬変などに分かれますが、原因などによって病名が変わります。

  • アルコール性肝障害
  • アルコール性脂肪肝・脂肪肝炎
  • 非アルコール性脂肪肝炎(NASH)
  • ウイルスが原因の肝炎
  • 免疫機能が原因の肝炎
  • 薬物性肝障害
  • 肝硬変や肝臓がん

飲み過ぎの人は要注意のアルコール性肝炎

肝臓はアルコールなどを解毒する臓器です。お酒の飲み過ぎは肝臓に負担をかけ、肝炎を招くんですね。

5年以上の長期間、お酒を大量に飲み続けた人がなりやすい病気ですが、アルコール分解が苦手な体質の人ではもっと早く発症する事もあるので油断はできません。

平均的なお酒の強さの人でも、1日60mgのアルコールで肝炎を起こす可能性があるとされていて、これはビール中瓶3本、焼酎なら1合ちょっとです。強いお酒が好きな人ならあっという間の量ですよね。

ただ、アルコール性肝炎や次で紹介するアルコール性脂肪肝など、お酒が原因の病気は、お酒をやめると症状が治まる事がほとんどです。断酒、禁酒が最高の治療法になります。

お酒が招くアルコール性脂肪肝にも注意

ただ「俺は酒に強いし大丈夫!」という人もいますよね。その場合でも、お酒はとてもハイカロリーな飲み物なので、肝臓に脂肪を溜め込む原因にもなります。

もっと悪い事に、アルコールは肝臓に負担をかける性質から、脂肪の代謝を邪魔して中性脂肪を増加させる悪影響もあります。

このように、お酒のカロリーや増加した中性脂肪が肝臓に蓄積され、脂肪肝を引き起こすんですね。

肝臓はエネルギーの貯蔵庫なので、すぐに使わないカロリーは脂肪に変えてどんどん溜め込む性質があります。そのせいで肝炎になる事もあるので注意しましょう。

生活習慣が原因の非アルコール性脂肪肝炎(NASH)

アルコール以外にも、肥満につながる生活習慣が原因で脂肪肝を起こす事もあります。具体的には、脂質や糖質の多い食事や運動不足、ストレス、昼夜逆転の生活などですね。

アルコールが原因の脂肪肝と区別するために、この症状を非アルコール性脂肪肝炎(NASH)と呼びます。

血液検査でASTやALT、γ−GTPなどの肝機能や中性脂肪の値が高かった人、男性ならウエスト85cm、女性なら95㎝ある人は要注意です。病院や人間ドックで超音波検査をしてもらったほうが良いでしょう。

40代の日本人男性で脂肪肝に該当する人は全体の4割とかなり多い病気なので、ぜひ気をつけたいですね。

肝臓がんに移行しやすいウイルス性の肝炎

ニュースでB型肝炎、C型肝炎の話が流れる事がありますよね。これがウイルスが原因で起きる肝臓病です。

肝炎のウイルスは感染者の血液が他の人の血液に入る事で広がる性質があり、性行為や母子感染のほか、注射針や汚染された輸血、血液製剤の使用でも感染します。

今では考えられない事ですが、肝炎ウイルスが発見されるより昔の医療行為で感染した人が多いんですね。

肝臓がんに移行しやすいのもウイルス性肝炎の特徴なので、心あたりがある人は間違いなく検査して治療しましょう。市販の性病検査キットでも感染を調べる事ができますよ。

免疫機能が原因の肝炎は難病指定の病気

ウイルスなどの外敵と戦うはずの免疫が自分の肝臓を傷つける、自己免疫性肝炎という病気もあります。

治療が難しい難病として扱われており、発症するのは女性が多い病気です。珍しい病気ですが、肝機能の異常があった時に知っておいて損のない病名と言えます。

飲んでいる薬が肝臓にダメージを与える事も

肝臓は解毒機能を持つ臓器なので、薬が持つ害も引き受けてしまう性質があります。なので、他の病気の治療で飲んだ薬が肝臓を傷める事があるんですね。それが薬物性肝障害です。

かぜや頭痛などで飲む解熱鎮痛剤、抗がん剤、水虫やカンジダ病などの菌を退治する抗真菌薬、体に優しそうな漢方薬でも起こる事があります。

同じお薬でも薬物性肝障害が出るかは個人差もあります。薬局で売っている薬だし平気!と思わず、肝機能値がおかしくなったり、体調が悪くなった時には、飲んでいる薬を見せてお医者さんに相談しましょう。

肝硬変から肝臓がんになるのが1番怖いルート

肝臓はもともと、傷んだ組織をがんがん修復していく強い臓器です。ただし、修復する時にタンパク質でできた線維が生まれ、肝炎などのひどいダメージを治そうとすると肝臓に硬い線維の殻ができてしまいます。

この傷を治そうとして生まれた殻は堅くゴツゴツしており、肝臓を取り囲んで機能をひどく低下させてしまいます。これが、肝硬変なんですね。

肝硬変まで症状が進むと、血流の異常による動脈瘤や、解毒できない毒素が脳に至って意識を失ったり、お腹に水が溜まる、がんに進行するなど、命に関わる重病になってしまうんです。

肝臓の病気は予防や早期発見が何よりも大切

肝機能の数値が健康診断で引っかかった場合、数値を健康な状態に戻すのが理想ですが、肝硬変まで進行させない事はもっと大切なんですね。

それには、肝臓の不調を早めにキャッチしたり、肝臓に負担をかけない生活習慣が何より大事です。次では、肝臓の病気を予防したり早期発見する方法を紹介したいと思います。

肝臓の病気を防ぐ5つの方法

  • お酒やハイカロリーな食事はほどほどに
  • 睡眠や運動の時間をしっかり確保しよう
  • コンドームなどで肝炎の性感染を防ぐ
  • 人間ドックで肝臓の超音波検査を受ける
  • 肝機能を高める栄養素を毎日摂取する

まずは肝臓病を招く生活習慣を改善しよう

まず、大切なのがアルコール性の肝障害や脂肪肝の予防です。お酒やジャンクフード、甘いものはなるべく避けて、太りにくく肝臓の負担にならない食生活を心がけましょう。

あと、睡眠や運動も大切です。運動も睡眠も脂肪肝の原因になるストレスを解消してくれますし、ウォーキングなどの有酸素運動は脂肪の代謝を促してもくれます。

また、睡眠中に出るホルモンが食欲をほどよく抑えたり脂肪の代謝も助けるので、脂肪肝予防に睡眠は効果絶大なんですね。

他にも、ウイルス性肝炎はコンドームの使用で感染を防げますので、しっかり対策しましょう。

肝臓病を積極的に防ぐ攻めの対策も大事

これだけ予防策をしていても、肝臓の病気になる可能性はゼロではありません。繰り返しになりますが、健康診断や人間ドックで超音波検査を受けて早期発見を目指す事が大切です。

そして最後に、肝臓の働きを助ける栄養素摂取する事も肝臓病予防に効果的ですよ。お酒の分解を助けたり、脂肪の代謝を高める成分があるんです。

生活習慣の改善を守りとすれば、検査を受けたり肝臓を補助する栄養素を摂取するのは攻めの対策ですね。次は、どんな栄養素が肝臓病予防に良いのか紹介します。

肝臓を病気から守る栄養素とは?

  • 脂肪肝が心配ならクルクミンとタウリン
  • お酒がやめられない人にはオルニチンや亜鉛
  • バランスの良いビタミンの摂取で肝機能を順調に

肝臓に脂肪を溜め込まないためには、脂肪の代謝を高めるウコン由来のクルクミン、魚介類に多いタウリンがおすすめです。

あと、アルコール代謝を助けるには、しじみなどに含まれるオルニチンも有効ですよ。

また、現代人に不足しがちな亜鉛ですが、肝機能を維持するのにも欠かせないミネラルです。亜鉛を含む貝類なども積極的に食べたいですね。

そして、ビタミンBやCは肝臓を炎症から守ったり代謝を順調にしますので、緑黄色野菜やフルーツもおすすめの食材です。

病気の予防に肝臓サプリがおすすめ

このように、肝機能を保つにはウコン、魚介類、緑黄色野菜がおすすめの食材です。でも、毎日それを買って料理するのはお金も時間もかかってしまいますよね。ウコンに至っては、普段なかなか口にしません。

そこでおすすめなのが、肝機能を順調にする成分がセットになった錠剤、肝臓サプリなんです。

お酒の席が多い人はアルコール分解に強いオルニチンのサプリ、脂肪肝が心配な人にはクルクミンやタウリン中心の配合が向いています。

コストも手間もかからずに肝臓の病気リスクを下げられるなんて、肝臓サプリはかなり便利ですね。

間に合ううちに肝臓病をしっかり予防しよう

まとめると、生活習慣の改善やこまめな検診、肝臓サプリなどでしっかりケアすれば、肝臓病のリスクはグンと下がるんですね。

繰り返しになりますが、肝臓は解毒や消化、代謝を行う大事な臓器です。病気になると命にも関わるので、しっかり予防しましょう。

逆に肝機能が高まれば代謝や老廃物の処理が進み、体力向上や美白、二日酔いの予防、便秘の解消、体臭対策など、いろんなメリットにも繋がります。

病気の予防もできるし、美容や健康に良く一石二鳥なので、ぜひ肝臓ケアを始めてみて下さいね。

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